□ めくるめくマイナースポーツの世界

新聞@最終号、ということで、私の体験を交えて“ザ・マイナースポーツ”を語りたいと思います。
私が所属している、トライアスロンサークル、には自転車好きの人がたくさんいます。トライアスロンは、水泳・自転車・マラソンの3種目を続けてやる競技です。そのなかの、自転車という競技は、水泳・マラソンと同じように、単独でも競技となっています。。ヨーロッパでは自転車レースは日本よりもずっとメジャーなスポーツとなっています。日本で言う、野球やサッカーくらいの知名度と人気があると言っても過言ではないようです。

自転車競技といってもいろいろありますが、その中でも一番古くから行われているのがロードレースのようです。数日間から数週間かけて数百〜数千kmを走るステージレースや、4〜7時間で160ら380kmを走るワンデーレース、各競技者が一定間隔を空けてスタートして所定の距離を走りそのタイムを競うタイムトライアルなどがあります。
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と、ここまでは少し退屈な説明を書いてきましたが、自転車を知らない人でも、“ランス・アームストロング”という名前を聞いたことがある人、いると思います!彼は、世界で最も過酷で、最も人気がある自転車レースとも言える、“ツールド・フランス”個人総合7連覇(1998〜2005)を達成した人です。それも癌を克服して。このことは詳しくは彼の著書、『ただマイヨジョーヌのためでなく』に書かれています。これは彼の半生をみずから語った感動的な本です。

私が所属するトライアスロンサークルでは、毎年10月末に、“プチ”・ツール・ド・フランスならぬ、「美ヶ原ロードレース大会」といものが開催されます。私たちの大先輩が始め、2005年で第12回を数えました。


長野県美ヶ原高原の厳しい山道を約60km走る(男の子で一番速い人だと2時間半くらい、女の子だと4時間弱くらい)…というものです。トライアスロン部の中でも自転車好きの人を始め、サークルの部員による壮絶な競争が繰り広げられます。 美ヶ原は、美ヶ原高原紹介のHPによると
「遠く富士山をはじめ、北アルプス、中央アルプス、南アルプス、八ヶ岳の雄大な360度のパノラマが壮麗な景観を展開するその名に相応しい高原です」
と書かれているのですが、レース中は周りの景色をのんびり眺めている余裕がはっきり言ってありません(笑)特に女の子は、登るのに必死で、私も3回出走しましたが、あまり景色を見た覚えがないです。ただ、気持ちいい・爽快感・達成感に関しては、間違いありません。美ヶ原高原は景色がよいところであるのは間違いないです。しかし、体力に自身のない、トレーニングを最近積んでいない今の私のような人には、車で美ヶ原を満喫するのがおすすめです^^;


文責:神山

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